2018年07月28日

セル 他

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引き続きキングブームで、“セル”を読み終えました。
特殊な電波によって、携帯電話を使用していた人がゾンビ(のように狂暴)化する話。

その前には“スタンド・バイ・ミー”を読みました。
大まかな粗筋(少年四人が死体を探しに行く)こそ知っているものの、良く考えたら映画もフルでは見たことない!と気づいて読んだんですが、今さら感ですが、すごい良かったです。
クリスの“俺がお前の親父だったらよかったのに”のセリフを読んだとき、
彼らほどではないにしろ、自分も子供時代、家にいるのがすごく嫌で家に帰りたくなくて、学校帰りに友人が少しでも帰るのを後にしようと時間つぶししよ!と言ってくれた事を思い出して泣きました。
友達が救いだったあの時代を思い出すと同時に、大人になるとどうしても疎遠になる、あの寂しさみたいなものもわかりすぎる。



先月ぐらいから、読書メーターを利用しています。
今までだったらスルーしていただろう本にも手を出すきっかけになったりして、読書熱も向上中。
いつか読書会とかも参加してみたいものです。



以下、“セル”の最大ネタバレ。
派生して 見る人が見たら、ゲーム“シャドウ・ハーツ”のネタバレ(こっちはいまさらですが)になる表記もあるので、嫌な方は注意。


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こういう意味のトラウマ。

セル下巻の目次のタイトルを見た時、“薔薇が萎れてこの庭はもうだめ”のタイトルだけ浮いていて「?」と思ったんですが、そのセリフが出てきたとき震えました。そういう事!? と。
この本、個人的にはアリスが死ぬところが山場だと思います。
ザ・スタンドでも「この人をこんなところで殺しちゃうの!? 作者!」みたいに思いましたが、ここでもまさかトムじゃなくてアリスが死ぬなんて。
ただのゾンビ小説と思って読んだら、人間の脳をコンピューターに見立てて、記憶を全部デリートし残った結果の凶暴性→だんだんアップデートされて、性質もかわっていく……と言った具合に、予想にもしていなかった話がなかなか面白かったです。
ラストは賛否両論ありそうですが、私はああいう読者に委ねる書き方が好きです。

なんか“世界が崩壊”つながりで「ザ・スタンド」と比較されてたりしますが、私はそれでも断然ザ・スタンド派。
でもヒロインはダントツにアリスの方が好きです。(というか、フラニーが好きじゃない)

posted by wis at 14:52| Comment(0) | 本話
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